診療医師あいさつ

この度、縁あって児玉診療所に常勤医師として赴任しました、整形外科の上田孝文と申します。

当診療所は、昭和23年に宝塚市川面に開設された「児玉医院」にその礎を持つ歴史のある診療所です。昭和37年に19床のベッドを有する有床診療所となり、さらに昭和45年には55病床からなるこだま病院として、昭和56年には110床に増床され、この地に発展してきました。平成8年9月には医療法人社団それいゆ会に改組され、各種介護支援事業所の整備とともに、平成13年（2001年）4月にこだま病院（110床）が宝塚市御殿山に新築移転開設されたのに伴い、再び「児玉診療所」（19床）として改組され、現在に至っています。この間、それいゆ会の「児玉診療所」と「こだま病院」および「医療介護館」では、一貫して地域の皆さまに親しまれる”親切な”医療を提供することをモットーに診療を続けてまいりました。

今後はさらに、私の専門である整形外科（各種運動器疾患）の一般診療とともに、内科とも連携しながら、ご高齢の方も多い地域の皆さまに単に病気を治すことを目的とするだけの医療ではなく、個々の患者さんの特性やニーズに合わせた全人的な個別化医療の実践を目指してまいりたいと考えます。

また、それいゆ会としての3施設の連携体制を活用することにより、医療と介護のシームレスな連携を行うことでより質の高い医療・介護サービスを提供し、地域の皆さまに親切で、安心、信頼されるような地域密着型の「診療所」となるよう、微力ながら力を尽くしてまいりたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。