「コロナに想う」         12.8UP

今年も師走に入りあわただしくなってきました。
この4月からこだま病院に赴任し、宝塚で整形外科診療を始めてから早や半年余りが過ぎましたが、折しも新型コロナウィルス感染拡大による自粛生活が続き、何となくもやもやと晴れない気分で過ごした一年でした。

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そんな中、このコロナ禍においてわれわれ日本人(日本という国)の特質がよく見えてきた一年でもありました。
まずは日本人の美徳として、みんな揃ってマスク(+こまめに手洗い)を励行するという世界的に見ても類まれな生真面目さ・協調性・均質性が挙げられます。
一方で、政府・自治体首長のリーダーシップの欠如(もともと、突出したリーダーの出現を好まない、「出る杭は打たれる」という日本人気質)、マスコミのレベル・質の低さ(政府の言いなりになり一面的な報道しかしないので信用できない、批判精神の欠如、どの新聞・TV・ネットニュースを見ても連日新規感染者数を挙げて自粛を要請するばかりで、具体的な対策や独自の意見の記事も少なく退屈)、新型コロナウィルス感染自体による実害よりもむしろ人々(とくに地方において)の風評被害を気にしなくてはならないという国民性(「島国根性」)がひときわ目立ちました。

さらにまた、これだけ医療体制がひっ迫してきたなら、通常の病棟を積極的に転換活用する、医師や看護師が不足するのであれば普段医療従事者でないボランティアの方々にも積極的に協力してもらうなど、社会の柔軟な対応力や行動力の欠如も気になるところです。

とは言うものの、かくいう自分(本来マスクをするのは嫌いです)も、窮屈で息苦しいとは感じながらも必ずマスクを着用している今日この頃です。しかしながら、「出口のないトンネルはない」との格言もあるとおり、来年こそはできるだけ早い時期にワクチン使用も開始され、パンデミックが落ち着くよう願う毎日です。
早く皆で一緒にカラオケ唄えるようになりたいなあ~~~、そしてまた、海外にも行きたいな~~~!!

医局 U