建物探訪             7.21UP

我が家の愛犬。2回目の登場です。(新・宝塚ホテル前にて)
1コロナ禍で遠くへのお出掛けは今しばらくの我慢になってしまいましたので、毎日の愛犬との散歩がささやかな楽しみの時間になっています。気の向くままにブラブラと歩きながら、魅力的な家を眺めたりするのも建物好きの私にとってもう1つの楽しみ。

宝塚で大好きな建物の1つに南口の「カトリック宝塚教会」があります。宝塚市役所庁舎を手掛けた村野藤吾氏の作品です。1965年の完工の教会で、南口から逆瀬川の阪急電車の車窓から見えるひと際目を引く独特な建物です。緩やかな曲線の屋根の先に尖塔が高く突き出して、その姿は大洋を泳いでいる鯨のよう。銅板の屋根は経年変化で銅が酸化し黒くなることで鯨の背中を、また外壁も土台がなく直接地面から這い出るようになっていて、鯨が海から現れる姿を表現しています。名称未設定-1

白いシンプルな外観からは一変、中は柔らかな木の温かみのある空間になっています。まろやかなウェーブのある天井は、鯨の胎内にいるような安心感があります。

時間や材質をうまく使って頭の中のスケッチから実際の建物へと変換していく、どんなふうに考え作り上げていったのか、この建物のストーリーをもっともっと知りたくなります。

宝塚在住だった村野氏は清荒神近辺に住まわれていたとか。彼の設計した自宅はどんな風だったのか、是非見てみたいものです。

総務 F