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2021.04.21

「超音波診断装置」を更新しました

当院では、エックス線検査やCT検査のように被曝を心配することのない、超音波(人の耳には聞こえない高い周波数の音波)を用いて体内から返ってくる反射波を画像化して診断する超音波検査をご提供してまいりました。
そしてこの度、その最新の超音波診断装置「日立 ARIETTA750SE」を導入しました。
 

<装置の特徴1~eFocusing~>
これまでの超音波装置では不可欠であったフォーカスを無くす(フォーカスレス)最新の技術eFocusingを搭載しています。
この技術は大学病院や総合病院で導入されているプレミアム装置で高い評価を得ており、フォーカス依存性の低減と浅部から深部まで均一な画像を実現し高画質化と検査効率の向上に寄与します。
 
<装置の特徴2~Carving Imaging~>
Carving Imagingは、臓器の組織構造の視認性の良さを追求した画像技術で、ノイズレスでクリアな画像を得ることが可能となります。
従来の装置で《ぼんやり》見えていた病変が、ARIETTA 750SEでは《くっきり》見やすくなりました。
 
<装置の特徴3~超音波エラストグラフィ~>
組織の硬さを評価する超音波エラストグラフィ機能が搭載されております。
この機能により腹部では肝臓の硬さ(線維化、肝硬変の評価)を数値化することができます。
また、近年メタボリックシンドロームと併せて注目を得ている脂肪肝の評価に活用可能な脂肪化の程度も推定可能です。
 
今回導入しました超音波診断装置を活用し、検査時間の軽減や見やすい画像による診断能の向上など、これまで以上に皆様の健康に貢献できるよう努めてまいります。
 

2021年4月21日 公開