リウマチ科

RHEUMATIC
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リウマチ科

診療内容

関節リウマチ(以下「リウマチ」)は全身の炎症性自己免疫疾患ですが、主に手足の関節が侵される病気です。リウマチによる関節の炎症を放置していると、関節が変形したり固まったりして骨や軟骨が壊れてしまいます。残念ながら原因が不明なため確たる治療の決め手がなく、一生この病気との付き合いを余儀なくされます。

しかし最近では、治療薬も格段に進歩していますので、治療効果をあげるためにも早期診断・早期治療が重要です。当院にはリウマチ・関節外科の専門医が常勤しており、関節リウマチの最先端の生物学的製剤治療やリウマチ患者の関節手術を行っております。代表的な膝・股関節に対する人工関節置換術をはじめ、手指や足趾の変形を改善する手術を行っており、多くの患者さまを長年の苦痛から解放しております。

人工関節置換術は、関節機能を回復させるための治療法として確立された手術の一つになっています。さらに最近では、患者さんへの負担をより少なくする低侵襲による人工膝関節置換術(MIS)という技術が、人工膝関節において飛躍的な発展をとげています。関節リウマチでお悩み方または関節リウマチかなと心配されてる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

対象となる疾患

  • 関節リウマチ

診療時間

児玉診療所
午前診 9:00 ~ 12:00
午後診 17:00~19:00 古満

 

実績

人工膝関節置換術(MIS)の件数などは整形外科のページをご参照ください。

関節リウマチの最先端の生物学的製剤治療とは

関節リウマチ(以下「リウマチ」)は全身の炎症性自己免疫疾患ですが、主に手足の関節が侵される病気です。リウマチによる関節の炎症を放置していると、関節が変形したり固まったりして骨や軟骨が壊れてしまいます。残念ながら原因が不明なため確たる治療の決め手がなく、一生この病気との付き合いを余儀なくされます。しかし最近では、治療薬も格段に進歩していますので、治療効果をあげるためにも早期診断・早期治療が重要です。

RAにおける関節破壊

関節リウマチの治療の基本は、病気の進行を抑えることと、痛みをとることです。痛みというのは関節リウマチの場合、炎症による痛み、増殖した滑膜による痛み、関節が破壊された痛み、の3種類があります。それぞれの痛みにあわせて、薬物療法、手術療法、リハビリテーション(リハビリ)を用いた治療が行われます。

関節リウマチの痛みのうち、炎症による痛みと、増殖した滑膜による痛みを抑えるには、基本的に薬物療法を行います。現在の薬物療法の中心的な薬剤には、抗リウマチ薬(DMARD)、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)、そして副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)などがあります。

さらに最近では、生物学的製剤と呼ばれる薬剤が使われるようになりました。生物学的製剤とは、最新のバイオテクノロジー技術を駆使して開発された新しい薬で、関節リウマチの炎症や痛み・腫れ、そして骨や軟骨などの関節破壊を引き起こす原因となる物質を抑えることにより、その効果を発揮します。この生物学的製剤の登場により、関節リウマチの治療は大きく進歩しました。

現在、日本では6種類の生物学的製剤が使われています。これまでの抗リウマチ薬に比べ、生物学的製剤には非常に高い炎症抑制作用がありますが、投与中は特に肺炎や結核などの感染症に注意が必要になります。生物学的製剤の治療を開始するにあたっては、その必要性、効果、安全性、費用に関して医師と十分に相談することが大切です。

当院にはリウマチ・関節外科の専門医が常勤しており、関節リウマチの最先端の生物学的製剤治療やリウマチ患者の関節手術を行っております。代表的な膝・股関節をはじめ、手指や足趾の変形を改善する手術を行っており、多くの患者さまを長年の苦痛から解放しております。
関節リウマチでお悩み方は、どうぞお気軽にご相談ください。

関節リウマチの生物学的製剤

関節リウマチの生物学的製剤の画像

関節リウマチの関節症状の発生機序と生物学的製剤の作用機序

関節リウマチの関節症状の発生機序と生物学的製剤の作用機序の画像

低侵襲による人工膝関節置換術(MIS)

こだま病院では低侵襲による人工膝関節置換術(MIS)を行っています。
詳しくはこちらをご覧下さい。